2011-01-01から1年間の記事一覧

第14回都市人類学研究会

前回のアバ研にご参加いただいた皆さまありがとうございました。 テキストはシンボリック相互作用論をもって「コミュニティ」を論じた A.P.コーエン 1985(2005)『コミュニティは創られる』でした。グローバリゼーション下の都市部において 消滅すると考え…

第13回都市人類学研究会

なかなか厚みのある論集で、長丁場になりましたが 都市下層にフォーカスを絞ることで、歴史軸を参照しながら 民族誌を描く試みを、短期間でいくつか読むことができたと思います。 今回は、古典編の版ですので、ごく教科書的な一冊ということで 象徴主義の立…

第12回都市人類学研究会

先日のアバ研にご参加いただいたみなさま、お疲れ様でした。 古典・それも都市計画史のテキストということで、 ロバート・ホーム 『植えつけられた都市』をとりあげました。いつもと毛色がちがう内容でしたが 植民都市の歴史的経緯(とくに伝染病感染源=先…

【テキスト変更】第11回都市人類学研究会

先日お伝えした次回のアバ研につきまして テキストの変更がありますのでお知らせします。前回までの内容と、議論の流れを鑑みてロバート・ホーム 2001 「植えつけられた都市―英国植民都市の形成」をとりあげることになりました。 前回の『抵抗する都市』が分…

今後よみたいテキスト(1)

昨日の第10回アバ研にて、今後読みたいテキスとしてあがった著作を、カテゴリ「今後のテキスト候補」にて試験的にお知らせします。 今回あがったのは以下2冊です。ご参照ください。・倉沢 愛子編 2007 『都市下層の生活構造と移動ネットワーク――ジャカルタ、…

第11回 都市人類学研究会

昨日のアバ研にご参加いただいたみなさま、おつかれさまでした。 次回のアバ研は 4月26日(火)18:30からを予定しております。 次回のテキストは、変則的になりますが古典として ジェイコブズ、ジェーン 2010(1961)『アメリカ大都市の死と生』をとりあげま…

第10回の参考文献

★書評・西澤 晃彦、松田 素二 2001.10 「<書評>松田素二『抵抗する都市−−ナイロビ 移民の世界から』〔含 書評に応えて〕」『ソシオロジ』46(2):123-130。・小林 直明 2001.03 「書評 松田素二著『抵抗する都市』(現代人類学の射程)」『アフリカ研究』…

次回のアバ研のお知らせ

段々と日差しも暖かく、春めいて参りました。みなさまいかがお過ごしでしょうか? 第9回のアバ研にご参加いただいたみなさま、お疲れ様でした。 テキストの魅力もあり、少人数ながら、フィールドワークと民族誌の記述のありかたについて検討することができま…

第9回 都市人類学研究会のお知らせ 

今回は海外における都市エスノグラフィの実践例として、 ヴェンカテッシュ『ヤバい社会学』をとりあげます。 読み物としても非常にスリリングで、楽しい一冊です。 ぜひご参加ください。 〈第9回 都市人類学研究会〉 ◆開催日時 2/16(水)18:30〜21:00頃まで…

第8回 都市人類学研究会

▼以下、2011年1月の記録をお知らせします。 今回は実践編として、インドを対象とした民族誌をとりあげました。 前回とりあげたセルトーが提唱した「戦略」概念を分析に用いています。 〈第8回 都市人類学研究会〉 ◆開催日時 1/26(水)18:30〜21:00頃まで ◆…