【テキスト変更】第11回都市人類学研究会

 先日お伝えした次回のアバ研につきまして
テキストの変更がありますのでお知らせします。

前回までの内容と、議論の流れを鑑みて

ロバート・ホーム 2001
「植えつけられた都市―英国植民都市の形成」

をとりあげることになりました。
前回の『抵抗する都市』が分析対象とした
アフリカを含む植民都市の形成と運営について概観しています。

*内容は以下の通りです。

★要旨

 世界で最も急速に都市化しつつある諸地域の都市の歴史、そして都市計画の歴史は、今なお比較的無視されたテーマである。未だ研究対象のほとんどはヨーロッパ及び北米に限られている。
本書は、研究領域を拡大し、第三世界の都市形成に影響を与えた植民地主義の役割を明らかにするものである。

★目次

序 「都市の主輸出国」
1 入植地の「グランドモデル」 2 「植えるのが商売」―植民都市景観の形成者たち 3 大英帝国港湾都市―世界海洋帝国 4 労働者階級の「収容」 5 「ヨーロッパ人の不便」―人種隔離、その起源と衰退 6 「民衆へ奇跡を起こす人」―都市計画の理念(1910‐1935) 7 「この新しき法制」―都市計画の制度化(1900‐1950) 8 「あなたはどんな国を望ますか?」―独立への移行

▼以下、ご確認をお願いいたします。

〈第11回 都市人類学研究会〉

◆開催日時 4/26(水)18:30〜21:00頃まで

◆テキスト
「植えつけられた都市―英国植民都市の形成」

植えつけられた都市―英国植民都市の形成

植えつけられた都市―英国植民都市の形成

◆内容 各自が同書を精読し、ディスカッションを行う。

◆場所 京都大学人間・環境学研究科 演習室333(3F) を予定。

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_ys.htm

※ご参加されるかたはお手数ですが
 左のメールフォームからご連絡をお願いします。